2006年08月28日

40年:せつ-3

今日は、いいお天気の買い付け日より!

お腹もいっぱい!(どん兵衛ですが・・。)

張り切って早朝から、アンティークフェアに向かいました。

ここは昨年の秋、プチショックを受けた「お肉屋さん」のある
アンティークフェアです。

昨年はあふれんばかりに、300ストールくらいがひしめいていました。
さて今年は・・と、わくわくしながら薄暗い会場の中に入ると、

あらっ!? 場内は、がら〜ん!としています。
人影もまばら・・・。(開催日を間違えてしまったのでは・・。)

それでもしばらくすると、ぽつりぽつりとお店ができてきました。

広々としてしまった場内を、さまよっていると
お店を広げたばかりの、年輩の女性と目が合いました。

「こんにちわ。」とごあいさつしてから、
「どうしてお店がこんなに少ないのですか?」とお聞きすると、
「アンティークは、夏はお休みよ。」とのこと。
(お休みって・・・(T−T)

「やっぱりクリスマス前が、一番売れるのよね。」とにっこり。

あわてて、「コペテンの法則」または「逆もまた真なり」!と
知っている限りのポジティブなことわざ(?)を探して、明るい気持ちをキープ。

「でも夏は、ゆっくりと掘り出し物を探せるチャンスよ。お値段も安いしね。」
と、優しくはげましてくださいました。

なんだかこの女性が好きになって、もっとお話をお聞きしたくなりました。

そんな気持ちが通じたのか、「まあ、お座りなさい。」と
イスをすすめてくださいます。

何でも彼女は、ここで40年間もアンティークのお店をしているとのこと。
アンティークが好きで、ずっとこれからもやっていかれるとのこと。

そんなお話を聞きながら、彼女のお店のアンティークたちを
じっくり拝見しました。

長くやっていらっしゃるだけあって、品数がとても多いのです。

よく見ると、めずらしいものやステキなものの宝庫ではありませんか・・。
そして、びっくりするくらい良心的なお値段!

だんだんドキドキしてきました。

確かにお店の数は少なかったけれど、こんなにいいお店で
じっくり買い付けができるなんて・・「コペテン」成功(T−T)

ふっと、夫を目で捜すと、少し先でなにやら年輩の男性に
機関銃トークで話しかけられています。

にこにこしながら、じりっじりっ・・と、後ずさっています。

それを見た女性が、年輩の男性を指して「私の夫よ。」と。
「このお店は私のお店なの。彼は、アシスタントね。」と、にっこり。

「かれは、重いものを運んでくれたり、アンティークを磨いてくれるの。」
とのことです。

に、似ている・・・。(*^^*)


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posted by せつ at 22:17 | 東京 ☁ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

いよいよ:夫-2

「ぐーぐーぐー」
あれ、イギリスにくると必ず僕より早く起きて、
大騒ぎしているせつさんがまだ熟睡しています。

僕も歳をとったらしく、最近、どうも朝早く目が覚めてしまいます。

昨日は、飛行場でえらい目にあったので、
朝起きられるかなあと心配していたのですが、
すっかり6時ころに目が覚めてしまいました。
日本時間の午後2時ですからねえ。

寝起きの悪いせつさんを起こして、
せつさんがどうしても持っていくと主張した、どんべえとコーヒーで朝食です。
うまいんだな、これが。

今日は、まずリバプールのフェアにいくことになっています。
地図を見ながらひたすら南下。

ビートルズもこの道を走ったのかなあ、
なんて感傷にひたりながら、古い教会のような建物をめざします。

意外と小さいではないですか。
大丈夫かなあ、なんて思いながら、中に入ると・・・・、
こ、これは・・・・・。

いきなり、アンティークジュエリーの山が僕たちを歓迎してくれました。

せつさんの目がいきなり、クリックリックリックリックリックリッ・・・。
もうたいへんです。

決して大きなフェアではないのですが、ジュエリーが充実していて、
ストールの3分の1くらいはジュエリー関係です。

入り口から入ったいちばんのお店で、
せつさんはいきなり2時間も費やしてしまいました。

まだ、一軒めですよ。このペースだと、回りきれないぞ。う〜ん。

そうこうしているうちに、お昼ということになり、
受付の女性が近くにおいしい中華があるよ、
と親切に地図まで書いてくれました。

ここが、おいしいのなんの、結果的に今回の食事で一番になりました。

リバプールに行く人にぜひ、教えてあげたいです。

そうそう、リバプールといえば、
僕たちが行ったつぎの週に全英オープンゴルフを開催していたんですね。

タイガー・ウッズもあの中華料理店にいったかなあ、なんて思いつつ、
来年は買い付けと全英オープン観戦をセットにしよっと!と、心の中で決めました。

お昼が終わって、少しは落ち着いてフェアをみまわす余裕ができました。
小さい会場だなあとばかり、思っていたら、
2階でもフェアをやっているではないですか。

あわててそちらにいくと、
なんとスージークーパーがどっさり、それにパラゴンもどっさり。

これは全部、かいしめたいね!とせつさんと話していたら
お店の人がすでに帰り支度をはじめているではありませんか。

まだ2時ですよ。
一応、このフェアは4時までやっていることになっているのに。
ったく・・、なんて思っていたら、はたと気がつきました。

そうだ、今日はワールドカップのイングランド戦ではありませんか。
そうか、そうか、と納得しつつ、
あわててせつさんのあとをついて、走り回りました。

せつさんもすっかりジュエリーを買いまくって満足したのか、
早く帰ってサッカー見ようとゆずりません。

土曜日で、夕方で、サッカーか。

これは、あっちこっちのパブではえらい騒ぎだろうな。

ああ、くわばらくわばら、ということでひっそりと目立たないように、
日本人である僕たちは、ニンジャ走りでホテルに向かったのでした。

つづく


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posted by せつ at 13:08 | 東京 ☁ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

関西人:せつ-2

私は、高校卒業まで関西で育ちました。

私がいた頃は、お買い物の時にお店で「値切る」のはごく普通のこと。

明るく(ここがミソです!)「ちょっとまけて〜。」と言うと
お店のかたも明るく(ここも明るさが基本ですね)、
「まいったなぁ〜。」と言って、あっさり値引きしてくれるのです。
(本当の勝負はここからで、第二段階の値引きに入っていくのです!)

上京してから東京のかたが、値切らずにお買い物をされているのを見て、
「なぜ・・??」とギモンでいっぱいでした。

そんな私ですから、イギリスでの買い付けは関西人として腕の見せ所です。

3年前初めての買い付けで、
アンティークの師の後をくっついて回らせていただいていた時、
あるお店で1回値切ってみたのです。

そうしたら師は「イギリスで値切るのはだめだよ。失礼だからね。」
というのです。
師は全然値切らずにどんどん買い付けをされています。

「アンティークを売っている人は、適正な価格で売っているんだから。」
ともおっしゃるのです。 モヤモヤ・・・・。

なんだか胸がモヤモヤしていたのですが、
師がそうおっしゃるのなら・・と、そのときは値切るのをあきらめました。

昨年の秋の買い付けの時も、モヤモヤをひんぱんに感じつつ、
師の言いつけを守って、絶対に値切ったりしませんでした。
(ス、ストレスが・・・。)

せいぜい、言ってもいい限界ワードの
「ユア ベスト プライス?」だけで我慢しました。
(ようするに、このお値段が精一杯のお値段ですか?と
 遠回しにお聞きするのですね。 遠すぎる気が・・・。)

でも、これを言ってしまうと「イエス!」でにっこりして終了です(T-T)

今年の買い付けこそ、この長年のモヤモヤを晴らすべく作戦を立てました。

行動指針:その1--は「上品な値切りの言葉を習得!」です。

習得するためには、先生に教えていただかないと。
でも私の英会話の先生に、なかなかこのことを切り出せません・・。

先生は私のあこがれの、とても上品で美人で知的な方です。

外国でお生まれになって、マナーや発音はネイティブです。
お子さんたちももう独立されて、颯爽とおしゃれに生活されています。

そんな方に「値切り」の言葉をお聞きしていいのでしょうか。

もしかして、先生は「値切り」という言葉を知らないかも・・。
知っていても、人生で一度も値切ったことなどない気が・・。

と、今度はモヤモヤがクヨクヨに・・。

そんな数週間がすぎて、いよいよ明日はイギリスに出発!という日、
思い切ってたずねました。

「先生、思いっきり上品でいながら、思いっきりお安くなる、
効果絶大の値切りの、一番短い英会話を教えてくださいっ!」
(きぁ〜・・。)

先生は、急に大笑いされて(なぜ・・?)
そして、美しい眉をちょっとひそめられました。
気まずい沈黙が続きます・・。

先生は一生懸命考えてくださった後に、

「せつさんは長いと覚えられないと思うので、とても簡単な単語で
 とても短い会話にしましょうね。」と優しく言ってくれました。
(サンキュー ティチャー・・・(T-T)

先生はゆっくりと何度も発音してくださいました。
そしてこっそり、先生の発音を「カタカナ」で書き写す私(カタカナ・・)。

そのメモを「買い付けノート」(買い付けの時に持ち歩くノートです)に
しっかり大切にはさんだのでした。

もちろん効果は、絶大でした。

きちんと笑顔でごあいさつをしてから、丸暗記のこの言葉を言うと、
ほとんどのお店で気持ちよくあっという間に、値引きしてくださいました。
(おかげさまで、今回の買い付けでは前回に比べて、
 とってもお安く、いいアンティークたちを手にできました。)

魔法の言葉と優しい先生にカンパイ!

実は、いまだに意味がよくわかっていないのですが・・・。(*^^*)


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posted by せつ at 13:54 | 東京 ☔ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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