2008年03月25日

荒野の中:せつ5-7

あたりはだんだん暗くなってきたのに、
なかなかめざす、本日最後のアンティークセンターにたどりつけません・・。

北風がビュービュー吹きまくる、まるで嵐が丘のような荒野です。
(ヒースクリフさんが現れそう・・・。)

ナビがついていない車なので、たよりはグーグルマップのペラペラ地図だけです。

小さな村も終わって、がたがた道はどんどん狭くなっていきます。

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いつしか、車内が思いっきり静かになったところで・・・、
「やったー!!」と、夫の大きな声が〜♪

窓からのぞいてみると、はるかむこうになにやら石造りの重厚なお屋敷がー!

近づいてみると大きくて、まるで中世のマナーハウスのようです。

壁はすべて苔むした石で作られていて、屋敷の横にはチャペルまでついています。

北風はますます激しく吹きすさび、周りにはひとけがありません・・。

唯一窓からもれる、小さな灯りが頼りです・・(T−T)

「まるでスリラーの舞台のよう・・。」と、心の中で警告音が鳴り響きます。

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ぎぎぎ〜!と、重たい木のドアを開けると・・・、

受付にいらっしゃる年配の男性も、なにやらニガ虫をつぶしたような、
深刻なお顔をしていらっしゃいます。
(いったいここで、どんな大事件が〜!と、膨らむ妄想・・。)

とりあえずせっかくきたのだからと、中に入らせていただくことに。

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中は広々とした居間になっていて、そこにもここにもすばらしいアンティークたちが!

「うわぁ〜*^^*」と、すっかり血圧がまた急上昇です。

そのとき、「ハロー!」という声が・・。

くるりと振り向くと、80歳はとうに超えたと思われる上品な男性が立っていました。

「ん?」と思って、とりあえずご挨拶をかえすと、
手をクイッ!クイッ!とされて、奥のお部屋に呼び込みます。
(日本とは逆の、手のひらを上に向けたクイッ!ですね。)

「ん?」と思って、後をついていくと、急ににこ〜っ!と大きな笑顔ですー!
(この笑顔は、いったい・・T−T)

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するとー! そのお部屋には可愛い陶器のお人形がいっぱいー!

ドルトンフィギュアの貴婦人たちが、ずらりと並んで美を競っているではありませんかー!

どうやらその男性は、「女性=お人形好き」の法則にのっとって
私を喜ばせようとしてくださっていたようです*^^*

彼の法則は、今回もドンぴしゃり!で、私はとってもうれしくて華やかな気持ちに♪

いつの間にか、男性は大きなかごを私に手渡そうとしています。
(さすがです・・。)

「日本人=沢山買う」法則が適用されてしまったのですね。
(次々に出てくる彼の長年の法則に、脱帽です♪)

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でも、プライスカードを見て、びっくり!

一番小さなお人形でも、80ポンドー!
(日本円で、2万円ですね・・T−T)

もじもじしている私を、彼はじっ・・と見つめたかと思うと
次のお部屋に案内してくださいました。

「か、かわいい〜*^^*」

こちらのお部屋には、ずらりとバニキンズのウサギさんたちのフィギュアが〜♪

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お皿の絵でしかみたことがなかったので、
こんな立体になったバニキンズさんと出会えるなんて、感激です。

で、でもお値段が・・・。

またしても、もじもじしている私を見て、
男性はまたまた次のお部屋にと、私をいざなうのでした・・。
(この後、いくつのお部屋を拝見したのかは、はっきりと覚えておりません・・。)

ただこのお店では、沢山のミスユニバースさんと出会えたこと。

そして、やれやれ♪とウインクして、とってもお安くしてくださったことだけは、
しっかりと覚えております。
(私も、「閉店間際の粘り勝ちの法則」を使わせていただきました*^^*)

つづく

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posted by せつ at 21:05 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

スーパー:夫5−7

イギリスに買い付けに行くと、ホテルに泊まっていても、
それは旅行という感覚ではなく、
生活という感覚に近いです。(T−T)

空港に着いたときは、なんとなく旅行のような気分なのですが、
その夜とりあえず寝て、次の日にさっそく買い付けにでかけると、
もうすでに生活感がにじみ出てきます。(T−T)

それは、せつさんが持っているびっしりのスケジュール帳をみるだけで、いやおうなく
「これは旅行ではなく、買い付けなのよ。」
といわれているようで、たまりません。(T−T)

とまあ、そんなわけですから、生活感といえば、
なくてはならないのが、スーパーなんですね。

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村のホテルの近くにクルマで2〜3分のところなんですが、
小さいスーパーがあって、
緊急のときはそこに買い出しにでかけるのですが、
なんといってもイギリスといえば、「TESCO」です!!

ここは巨大なスーパーで、日本でいえば、
郊外によくある巨大なイオンかダイエーのようなスーパーといったところでしょうか。

日本よりすごいのは、24時間営業しているところ。

でもホテルから15分くらいのところにある「TESCO」は、
夜10時くらいまでなんですけどね。

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とにかく、このスーパーには2〜3日おきに行っています。

日本で、せつさんとスーパーに行くのは、
年に2〜3回ですからね、

日本にいるときより、イギリスにいるときのほうが、生活感が漂っています。(^^)

「TESCO」のすごいところは、食品はもちろん、
家電から文房具、化粧品まで、
なんでも揃っているところ。

水が手元にないと生きていけないせつさんはここにくるたび、
いつも巨大な2リットルの水を4個まとめ買いしています。
これって、相当に重いんですよね。(T−T)

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僕たちの定番のメニューは、出来合いのサラダを買って、
イギリスのなかでもいちばん柔らかくておいしそうなパンを
(それでも日本に比べると・・・T−T)
買って、総菜屋さんで大きなハム
(これはけっこうおいしい)を買って、
忘れてはいけないのは、マヨネーズ。

それと、フルーツ。

イギリスの野菜やフルーツはとってもおいしいです。(^^)

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せつさん得意のしょうゆ(日本から持参)とマヨネーズで、
特性のドレッシングをつくって、
サラダにかけると、和風の味でものすごくおいしんです。

あそうそう、ジュースもおいしいので、
よく買って飲みますね。

ほんとのこというと、パブに行くより、
こうやってスーパーで買い出しして
自分たちで食事をつくるほうがぜんぜんおいしいんです。

ただ、時間が・・・・。

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でも、今回は、ネルさんが電磁プレートを持ってきましたから・・・。

といっても1回使ってすぐ壊れました。(T−T)

電圧が違うのですね。(T−T)

で、探しました。

街の小さな電気屋さんでイギリス製の電磁プレートをゲット!!

これで、万全です。

おかげで、ネルさん特性の「トン汁」を
イギリスのホテルで食べることができたのです。(*^^*)

しあわせ・・♪ (かんじんのトン汁の写真撮るの忘れましたT−T)

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posted by せつ at 17:59 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

陶器美術館:せつ5-6

前回の続き、今回もたった1日の、「休日」の楽しい思い出です♪

ストークオントレントの町にある憧れの「陶器美術館」の、パート2です!

ネルさんの防犯ブザー騒動や、夫のドールハウス立ち止まり事件をやりすごして、
やっと落ち着いてイギリスのすばらしい陶器たちをじっくり見ることが・・・。

17世紀の貴重な陶器類を過ぎて、18世紀のコーナーへ♪

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大好きなウエッジウッドの歴史やその作品群は、「はぁはぁ・・。」
(すみません、血圧が一気に上昇・・*^^*)

うっとりしてしまいます・・。

今までご本でしか見たことのない、あれもこれもー!!目の前にあるのですから。

はぁはぁ・・よろよろ・・、食い入るように見て行きます。

たまに「きゃぁ〜♪」とか、言いながら。
(今思うと、はた目には相当怪しい東洋人だったかも・・・T−T)

長い長い展示コーナーが終わりました。

「さて、次は・・??」と通路を歩いていくと、ガラッとディスプレイが違うお部屋に。

なんと、いきなりステキなお台所ですー!

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広いスペースが小さなお部屋に分かれていて、ずっと遠くまで続いているようです。

ここはますます、ひとけがなくて、貸切状態ー!

苦手な英語を何とか読んでみると、どうやらイギリスの18世紀から20世紀の
生活雑貨や、当時のおうちの中を再現してある「生活の歴史コーナー」のようです。

なんて、「ラッキー!」なのでしょうか。

私の趣味の、イギリスアンティーク雑貨の「ラブラブ・ワールド」だったのですー!
(はぁはぁ・・。また血圧が・・♪)

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アンティークのキッチンツールが並んだ、すばらしいお台所ー!

タイル張りのキッチンストーブもかわいいですね♪

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各時代のお台所がずらりと並んで、小物も含めて当時を正確に再現しています♪

さっきのお台所は、どうやら1940年ころのものですね♪
まあるいレトロな冷蔵庫が、やさしいですねー!

アルミのケトルや、お鍋がカントリー*^^*

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先に進むと、大好きなアンティークボトルがずらりと並んだ
当時のドラッグストアーが!

なぜか女性のマネキン人形が、2体・・。

でも顔が笑っていなくて、ちょっぴり怖い・・・(T-T)
(なぜこんな怖いお人形を・・?)

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あっという間に、閉館のお時間になってしまいました。

ああ・・、もっとここにいたいのにー!

と、心の中で叫んでしまいました*^^*

でも、あれっ?

いつのまにか、ネルさんも夫も姿が見えません。
(そういえば、ここの生活雑貨コーナーでは見かけなかったような・・。)

何とか出口を見つけて外に出ると、2人はぼーっ・・とした顔で
並んで腰掛けています。

「楽しかったねー♪」と、明るく話しかけると、
「せつさん、あのコーナーに何時間いるつもりですかー!」と、言うではありませんか。

ん?と思って、腕時計を見ると・・、
生活雑貨コーナーに入ってから、2時間が経過しておりましたー!

なんと、2時間も待たせてしまったのですね。

アイム・ソーリー・・*^^*

つづく

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posted by せつ at 20:20 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月04日

パブ:夫5−6

日本にも春がそここに感じられる季節になると、
イギリスのカントリーサイドを思い出します。

イギリスの郊外をクルマで走っていると、
本当に美しい風景がどこまでも続きます。

電線もないし、看板もないし、
なんといっても高速道路はすべてただですからねえ。

でもイギリスを走るなら、
やっぱり高速道路よりも、
地元の人しか走らないような道を、
迷子になりながら走るのもけっこう楽しいですよ。(^^)

どこまでも続く丘陵地帯を走っていると、
突然、小さな街や村が現れて、
その道沿いに遠い昔からの家並みが続くのです。

本当に200年近く前から営業している郵便局などもあって、
タイムスリップしたようです。

しかも必ず、古いいい感じのパブがあって、
村の人は週末になると正装をして
家族や友達と食事を楽しむのです。(^^)

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せつさんともいろんなパブに行きましたが、
いちばんはじめにイギリスに来たときに、
ホテルのドアマン(といってもおじいさんですが・・・)に、
「パブはどこですか?」と聞いてもまったく通じず、
5回くらい「パブはどこですか?」と聞いて、
やっと「Oh! ポブ!!」と言ったのです。

このあたりは、イギリスの北部になるので、
どうやら発音がスコットランドに近いのでしょうか。

「ぱぶ」ではなく「ぽぶ」で、
「バード」ではなく「ボーズ」で、
「アイ ラブ ユー」ではなくて「アイ ルーブ ユー」と
発音するみたいです。(T−T)

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せつさんと初めてパブに行ったときはとっても感激して、
「イギリスって、いいよねえ〜!」といいながら、
あれもこれもたのみすぎて、いつも、おなかいっぱい。

ということを繰り返してたのですが、請求書をみてびっくりー!

感覚的には、日本の倍以上の料金ですね。(T−T)

それからというもの、すっかり、
ホテルで「どんべえ」という食事になってしまったのですが(T−T)

やはりたまにはパブに行こうよ、という日もあって、
そういうときは、できる限りの正装をしてでかけます。(^^)

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せつさんは必ず写真に写っている、
鳥のから揚げのようなものを頼みます。

パリッとしていて、ギネスビールに合うんですね。

それで、必ず、たのみもしないのに、
たくさんのチップス(ジャガイモのフライ)がついてきます。
これだけでもおなかいっぱいになりそう。

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僕はいつも「チキンチカマサラ」を食べます。

ようるすに、チキンカレーのことなんですけどね。(^^)

それと、忘れてならないのは、ギネスビール、ワンパイントー!

ワンパイントというのは、586ccの大きなグラスに、
ナミナミとビールを注いだもので、ハーフパインとはその半分。

せつさんは、ハーフパイントのビールを時間をかけて飲むのが好きなようです。

もっとも僕は、お酒ってあんまり飲めないんですよね。

イギリスに行ったときだけ、ビールを飲むことにしています。

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イギリスのカントリーサイドのパブは、
昔からの雰囲気をとても大切にしていて、
100年くらい前の地元の写真をあちこちに飾っていたり、
見るからにアンティークな照明を使っていたり、
それはもう、いるだけで昔に戻ったようです。

何年も前に、ウインチェスターの
パブといっしょになったホテルに泊まったことがあるのですが、
そこの主人が「シェークスピアが来たことがあるんだ!」と、
僕の席を指して、自慢していたことを思いだしました。

ほんとかなあ・・? と思いながらも、
ウインチェスターは、昔はイギリスの首都だったことを考えると、
案外、本当のことかもしれませんね。

イギリスにいったら、絶対、カントリーサイドの古い町の
パブを訪ねてみてくださいね。

古き良き時代の空気が満ちていて、ゆったりと幸せな気分です。
(これで、仕事さえなければ、最高なんだけど・・・T−T)

つづく

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posted by せつ at 19:13 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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