2008年04月22日

ホテル:夫5-9

イギリス買い付け交換日記もずいぶんと書き続けてきましたが、
灯台元暗し、僕たちが滞在しているホテルのことを
書いていませんでしたね。(T-T)

月に1回、アンティークフェアを開催していることは、
何回か書いたと思うのですが・・・。

このホテルの正式な名前は、
「クオリティ・ホテル・チョーリー」と言います。

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300年ほどの歴史があるらしく、
以前はミル工場だったようです。

ミルというのは、製粉をするのための水車小屋ということだそうです。

そういえばホテルの裏に、小さな川が流れていました。

イギリスには、ミルという名前のついたホテルがけっこうあります。

このホテルも「クオリティ・ミル・ホテル」という別名を持っています。

一応、三ツ星(!)ということで、
ドイツやフランス、オランダといったヨーロッパからは
お客様は来るようですが、
おそらく日本人は僕たちが初めてではないかと思います。
(確認したことはありませんが・・T-T)

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いちばん初めに買い付けに来たときに、
せつさんから「安くて居心地のいいホテルを探してー!」、
という命を受けて、僕がインターネットを駆使して
やっと見つけたホテルなのでした。(T-T)

行き当たりばったりで探した割には、
そして料金の割には、とってもいいホテルで、
なんといっても、高級ホテルによくある、
フロントやポーター(そんな人はいませんが!)が、
何かと「メイ・アイ・ヘルプ・ユー?」と
声をかけてこないところが、とってもいいです。(^^)

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とにかく3週間もいるのに、
ほとんどほったらかしです。

これは買い付けにはとってもよくて、
部屋中が荷物だらけになっていても、何も言いません。

ゴミだらけになって、さすがに謝ったら、
「なんのこと〜♪」みたいな反応で、
つまり、興味ないみたいです、まったく、僕たちに・・。

これは、ほんとうにラクです。(*^^*)

2〜3回、ホテルのレストランで食事をしたことがありますが、
正直、あまりおいしいとはいえません。

ただなぜか、天ぷらがあって、
日本の天ぷらとはまったく違うものでしたが、
これがけっこうおいしかったです。

4.jpg

しかしまあ、イギリスの北西部のこんな小さな村の
なにも観光地がないところで、
英語がほとんど話せない日本人が3週間もいるなんて、
いったいなんなんでしょうね。

買い付け期間中、日本人と会うことはめったにありません。

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たまーに、日本人バイヤーらしき人を見かけることもありますが、
僕たちがいくアンティークフェアは、
本当にマニアックなところですので、
まずそんなところで買い付けをしている人はいないでしょうね。

大体、ここいら辺は家具を買い付けに来る人がほとんどで、
雑貨類を買い付けに来る人はまずいません。

6.jpg

それだけに、びっくりするくらい安い掘り出しものに
出会うことがけっこうあります!

以前、試しに日本に帰る途中、
ロンドンのマーケットに行ったことがありますが、
どれもこれも高くて、手がでなかった思い出があります。

7.jpg

そう言えば、せつさんが、さらなる課題を僕に与えました。

「ホテル代をもっと節約しなくちゃー!」と言うのです。

今、ホリデイ・コテージという長期滞在型の
自炊形式の家を、こつこつ探しています。(T-T)

8.jpg

つづく

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posted by せつ at 17:56 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

牛:せつ5-8

イギリスに買い付けにうかがうたびに、お気に入りのお店が増えてきました。

その中でも一番古い、大好きなアンティークセンターのお話です*^^*

そこは、昔ながらの古くて美しい町にあります。
細い田舎道を車で行くと、「ヒストリック・シティ」と道ばたの看板に書いてありました。

なるほど、何百年もたった歴史的な古いレンガ造りの美しい家々を、
今も大切に保存して住んでいるのですね。

se_5_8_1.jpg

ここには昔、アンティークの師につれてきていただきました。

当時のことは、だんだん記憶もおぼろ・・になってきてしまいましたが、
はっきりと今でも覚えていることがひとつあります。

「牛」です・・・・。

それもとてつもなく大きな黒い牛が、アンティークセンターの入り口のところに、
どど〜ん!と、乗っかっているのですー!

(なぜですかぁ・・T−T)

今でも、あの不可解な衝撃を忘れることはできません。
(一瞬見間違いかと・・。)

se_5_8_2.jpg

入り口は小さく見えますが、奥はものすごーく広々としていて、
じっくり見たら、一日はたっぷりかかってしまうほどです。

そして、いったいいつのころからここにあるのー?というほどの、
どっさり&ごちゃごちゃアンティークワールドで、
お皿は高ーく積み上げられているし、見るのにもまずすべてのお皿を、
「どっこいしょ・・。」と、床においてからではないと
全貌は明らかにできません。

疲れていてふらつこうものなら、いろんなものが落ちてきたり割れたりして
大惨事を起こしてしまいそうです。

ですので、動きは超スローモーに優雅に、アンティークたちの間をすり抜けながらも、
目と頭はフル回転(T−T)という、高度なテクニックも要求されます。

ここのいいところは、大きなトローリーを何台も貸してくださることです。
(スーパーなんかにある、お買い物のカートですね♪)

買い付けは、重たいものをどんどん運ぶ作業でもあるので、
本当にありがたいのです。

開店時間にあわせていつも朝からお伺いするのですが、
毎回「ハロー!ドゥユー・リメンバーミー?」とお聞きします。

でも必ずきっぱり、「ノー!」と言われて・・、私の笑顔もフリーズ・・(T−T)

もう10回以上はお伺いしているのに、(そのつどできるだけおしゃべりをしているのに・・)
さみしい・・。

でもそこがまた良くて、ほおっておいてくれるので買い付けが落ち着いてできるのですね♪

(でももうそろそろ、顔を覚えてくれても・・。)、

そんな巨大アンティークセンターをぐるぐる回っていると、
お腹は「ぐぅ〜!」ですね*^^*

se_5_8_4.jpg

そしてここのいいところは、外に出ると、すぐそこに小さなカフェがあるのです。

車でまた町まで出なくていいので、時間短縮です♪

でも、ここのカフェもなかなか・・・。

中に入ると、なぜかお客さまは全員(!)私たちの顔をまじまじー!と見るのです。

話もぴたりと止まってしまい・・。
(き、きまずい・・。)

日本人が珍しいのでしょうか・・?確かにここあたりでは、アジア人を見かけません。

お店に入る時は、自分のテンションを高ーくしておかないといけません。

そして、そこのウエイトレスの女性たちも、なかなかクールなのです。

もちろん、笑顔なし!ですが、めげてはいられません。
こちらは、「ハロー♪」と大きな声でにっこり!作戦です。

小さなパンとスープだけの、デイリーランチが「1000円!」ですからー!

心の中では、毎回ミニ暴動をおこしております。
(お腹は全然いっぱいにならないし・・。)

そんなランチタイムを、毎回しつこく繰り返しております。
(最近は気のせいか、ちょっぴり溶け込めた気も・・。)

ランチの後は、お隣にある小さなガーデンセンターをのぞいてみます♪

se_5_8_3.jpg

ここはつい1年ほど前にできた、ガーデンセンターで
いつ行っても人がいません・・(T−T)

とってもきれいで、ステキなガーデングッズがいっぱいなのですが、
ご近所の方はみんな、
手前にある「激安何でも屋さん」に入っていくのです。
(これも不思議・・?)

貸しきり状態のガーデンセンターを、お腹こなしにゆっくりと見て回ります。

se_5_8_5.jpg

そんな通いなれたこのアンティークセンターに、きっとまた次もお邪魔することと思います。

(そしてまた、同じ質問を・・。こんどこそー!)

つづく


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posted by せつ at 15:34 | 東京 ☔ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

ミスター・エイデン:夫5−8

僕たちが出かけていくアンティークフェアで
いちばん近いところは、ホテルでのアンティークフェアですね。(^^)

なんといっても「徒歩0分」でいけてしまうので、とっても便利です。

もう何回、行ったでしょうか。

このフェアに行くたびに、
よく聞こえてくるのが、「ウケケケケケ!!」という
けたたましい甲高い笑い声。

よく似た鳴き方をする鳥がいますが、
思い出せません。(T−T)

毎回、この笑い声が耳を離れません。

この笑い声の主こそが、このフェアを仕切っている
近所のアンティークセンターの
オーナーのエイデンさんなのでした。(^^)

ko_5_8_1.jpg

僕とせつさんを見るなり、
「ウケケケケケー!!」と大笑いします。

でもって、ホテルの近くにアンティークセンターがあるから
行ってみたらとしつこく言います。

なんのことはない、自分の経営している
アンティークセンターなのですからね。

いっしょに写真を撮ろうということになって、
僕と並んだら「ライク・ア・ブラザー!!」と言って、また
「ウケケケケケー!!」と笑っています。

ko_5_8_2.jpg.jpg

エイデンさんのアンティークセンターは、
住宅街の中にあってあまり大きくなく、
アットホームなところでした。

奥様がしっかりものといった感じで、
きびきびと仕事をこなしています。

それに引きかえというか、なんというか、
エイデンさんは僕たちにいろんなものを
やたらと売りつけようとします。

せつさんが古いものが好きだとわかると、
こんなの絶対誰も買わないよね、と思うような
ぼろぼろの椅子をもってきて、
これはすばらしいものだと講釈が始まります。

値切るとどんどん安くなるので、
いったい底値はどこにあるのだろう・・?と
思ってしまいました。(T−T)

そこにエイデンさんのアンティーク仲間のビルさんがやってきて、
エイデンさんといっしょに、シルバーのティーポットや陶器などを
たくさん車から運んできては、せつさんに見せています。

ほとんどが買うほどのものでもなかったのですが、
そんな中にひとつだけ、
せつさんが目の色を変えたものがありました!!

ko_5_8_3.jpg

それは、スージー・クーパーの
ミニチュアのティーセットでした。(*^^*)

スージーさんのミニチュアは、
当時、営業マンがそれを持っていろんなところに
営業用のサンプルとして使っていたものなのですね。

せつさんは、「これは、おいくら?」とビルさんに聞くと、
せつさんの目の色が変わったのを見てかどうか、
とっても高い値段を言います。

まけてくれるよう交渉しても、
これはとてもレアなものだからだめだ、
とさっきとは打って変わって、出し惜しみをします。

ko_5_8_4.jpg

せつさんは、どうしてもスージーさんの
ミニチュア・ティー・セットがほしくなり、
「これはもう、私のお小遣いで買うからいいでしょ!」と叫んで、
言い値で買い込みました。

それは、スージー・クーパーさんのタイガーリリーで、
ティーポットにミルクジャグとシュガーポット、
カップ&ソーサーが2客そろった、ティーフォーツーでした。

せつさんはうれしくてうれしくて、
ホテルに戻ってさっそくインターネットで調べてみると・・・・・。

・・・とても精巧につくられたレプリカ・・・でした。(T−T)

10年ほど前に改めてイギリスで作られた、当時を再現した限定品
でした。

でもせつさんはすっかり、当時のもの!と思い込んでおりましたので
落胆が激しかったのですね。

それから3日間、スージー・クーパーという言葉は禁句になってしまいましたが、
4日目になってせつさんは、
「これはこれで珍しいし、とてもいい買い物をしたと思うの。
だから、私のコレクションにする。」と宣言しました。

ko_5_8_5.jpg

きっと自分の中で、なんとか折り合いをつけたのだと思います。

そのミニチュアのスージーさんは、
いま、自宅のガラスケースの中で微笑んでいます。(^^)


つづく

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posted by せつ at 18:07 | 東京 ☀ | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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